グランプロデンタルクリニック銀座ブログ
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2017-11-18
インプラント治療に携わって20年間①

インプラントの治療に携わってから、約20年になります。
患者様によって、インプラント治療の本数が、1〜2本の方から、10本以上の方もいらっしゃいます。
骨の中に入っている「インプラント」の部分は、10年以上経っても、ほとんどの方は問題なく経過していきますが、
上部構造と呼ばれる「セラミッククラウン」などの部分は、定期的に調整・修正を行うことがあります。
そこで思う事は、経過に差がある原因には、
「顎関節の状態」
「咬み合わせの設定」
「歯茎の状態」
「全身的内科要因」
「生活習慣」
などが挙げられます。
さらに、インプラントの
「表面性状」
「形態」
「アバットメントとのコネクト部分」
上部構造(セラミッククラウン)の精度と清掃しやすさ
なども大切な因子になると考えています。
これらのことをクリニック側で、インプラントの治療開始前に、詳しく把握し、
10年後、20年後にどうなるかを予見した上で、
治療を始めることが重要だと実感しています。