グランプロデンタルクリニック銀座ブログ
Blog
2019-11-29
仮歯の調整〜セラミックの完成について
仮歯の調整からセラミックの完成までに必要な回数と時間は、口腔内の状態によって異なります。2〜3回で済む事もありますし、数十回に及ぶ事もあります。
もちろん、治療する歯の本数が増えれば、調整回数も増えます。
本数以外の要因としては、患者様ごとの「咬み合わせ・歯肉との調和」の課題の難易度によりますが、チェック項目は
・CR=ICPのずれの量
・筋の症状
・咬合平面
・咬合高径
・顎関節
・顎運動
・歯の形態
・支台歯の形態
・対合歯
・ 前歯と奥歯の連携
・ 食いしばり・歯ぎしり
・歯肉との調和
・審美
などとなります。
・CR=ICPのずれの量
・筋の症状
・咬合平面
・咬合高径
・顎関節
・顎運動
・歯の形態
・支台歯の形態
・対合歯
・ 前歯と奥歯の連携
・ 食いしばり・歯ぎしり
・歯肉との調和
・審美
などとなります。
これらの課題を解決するために、仮歯の調整という過程で培った貴重な口腔内の情報が仮歯にぎっしり詰まっていますので、それらを全て生かすように歯科技工士へ伝達し、それによって質の高い機能と審美を伴った最終補綴物であるセラミッククラウン(ブリッジ)となります。
時に、逆算にして、最終的に作りたいセラミックの形態になるように、噛み合わせ・仮歯を調整する事もあります。
時に、逆算にして、最終的に作りたいセラミックの形態になるように、噛み合わせ・仮歯を調整する事もあります。
ですので、仮歯の調整回数が少ないほど通常の症例で、多い時ほど難症例となるのですが、何れにしても、セラミックに辿り着くために、歯が抱えている課題が解決できると、セラミックの完成へのステップになるのです。