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Case
歯列矯正の症例2(コルチコトミー併用矯正)

治療前
コルチコトミー(皮質骨骨切開術)は、歯を支える歯槽骨の表面にある骨に少し切れ目を入れ、歯を動きやすくする方法です。成人矯正の場合、骨が硬く緻密なため歯の移動が難しかったのですが、この方法により歯が動きやすくなり、飛躍的に短期間で矯正が行えるようになりました。
37歳男性の例です。スピード矯正により約6ヶ月で矯正しました。

治療完了
この症例の治療内容と料金、副作用(リスク)について
治療メニュー | コルチコトミー併用矯正治療 |
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治療内容 | 寿谷一先生により確立された矯正方法。移動する予定の歯の歯間部の皮質骨に外科的に切れ目をいれて、矯正治療を行います。成人矯正の場合、通常は歯の動きには時間がかかりますが、この手法によって動的期間の短縮が可能になりました。矯正の方法も通常とは異なる方法で行います。 |
治療の副作用 (リスク) |
手術の際には、上顎骨、下顎骨内の太い神経・動脈・周囲の顎骨、隣在歯の歯根を傷つけない様に、術前に、外科的・噛み合わせ的な側面から十分な診査を行います。また、術後1〜2週間に腫脹・内出血などがおきることもあります。歯の動きには個人差がありますので、治療期間の短縮が実感できないこともあります。 |
治療価格 | 通常の矯正費用と、追加の費用として片顎あたり45万円〜 |